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住まいが浸水し、避難するのがやっとのことで、後に残った家は無残にも・・・という様になったら・・・災害の起きやすい地域がある様に 住まいの環境もさまざまです。 このページでは、住まいの環境と対策について、 私なりに紹介したいと思います。 その土地の気候・風土により、さまざまな住まいの環境に合わせた 住まいづくりをしていかなければなりません。 海岸近くの地盤の低い地域は、直接家が水につかってしまいます。 床下浸水を私は何度となく見てきました。 古い家屋は前面道路の地上げ等をしてきて、特にひどい状況です。 海岸に近く、地盤が低い地域は、満潮時に水路の水位が上昇し 何でもなくても流れが悪い所にもってきて、大降雨となれば 道路中央の蓋やグレーチング蓋より水がプカプカと溢れる状況です。 それが何日も続くと大変なことになります。 台風による災害時、ちょうど満潮時等は、気圧により海水位が異常上昇し港の擁壁高より海水面が上昇するするといった状況が過去に何度もありました。 この様な住まいの環境のところでは、出来るだけ地盤を上げることが 理想的です。 北海道や東北の雪の多い所はどうでしょう。 勾配が急な屋根で屋根から雪が滑って落ちやすく、また、ヒーターで 自然に雪が融けて行くようにしています。 雪の重さで家がつぶれない様に構造的な面からも 充分に耐えられる様な造りでなければなりません。 また、積雪が多いと出入りができにくい為、事前に基礎を高くして 大丈夫な様にしている所が多くみられます。 私の知人の話によると、昔それ程現在のように強い家ではない時代に 積雪を除去しないと危険な状態になり、自分ですこしづつ雪を落とす作業を したことがあるということを聞きました。 その時は自分でやらなければ、行政もなにも手伝ってはくれないのが あたりまえだったとのことでした。 そういったことは、すべて個人でする様になっていたとのことでした。 台風の多い沖縄の家はどうでしょう。 ブロック構造のもの、鉄筋コンクリート造のもの等が多く、石垣島の家は 屋根瓦は漆喰(壁などにつかわれ、呼吸する素材としてはすぐれている)で 固定され、石垣でまわりを囲み、台風の風が吹いても、木で覆い、 風が直撃しない様に石垣の上に木を植える等、防風対策を基本にしているのが多く見られます。 海沿いの家は塩害に気をつけましょう。 砂でサッシが詰まったり、強い日当たりの所などは、腐食が極端に早いので、海の風が直接に当たりにくいように防風林や庭木で囲んで 自然な形で防護したりしている所も多くみられます。 斜面は要注意、雨水が流れて床下に浸水することが多いです。 窪地は土地が低い所にある為、水がたまりやすく 事前に充分な排水計画を立ててからにしましょう。 これも要注意箇所です。 これらのことから、それぞれの地域の風土や、土地の環境に合わせた 住まいづくりが必要であるとつくづくと思います。 水・雪・風 日本人の好みは、木のぬくもり、香りと癒し効果による 木造の住まいが多いのですが、これは大切にしたい立派な伝統であります。 問題は湿気です。 腐ったり、白アリ等がわいたり、建物がくるってきたりするのは 湿気からくることが多いのです。 よって、地盤は出来る限り上げて床下に湿気を入れない様、 水はけの良い様に常に乾燥状態を保っている造りの住まいか゛ 健康的な住まいであることにつながります。 さまざまな環境に合わせて、難関を克服して住む住まいの考え方にこそ 最も安心できる住まいがあるのかもしれません。 |
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